それ、何のためにやってるの?「目的」と「手段」を切り分けよう

虫眼鏡



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どうも、山岡リホ(@riho_eureka22)です。

今日は、日頃感じていることをつらつらと。

「嘆かわしいことに、すべての人は手段だけ考えて、目的を考えない」

はい。パスカルの名言です。

ビジネスでも普段の生活でもよく起こることなんですが、なんかうまくいかないなーって時はだいたい「目的」と「手段」がうまく捉えられていないんですね。

 

どんな時に「目的」と「手段」が入れ替わる?

まず、「目的」と「手段」は以下の関係性にあります。

目的:達成すべき事柄

手段:それを実現するための行動、方法

 

さて、例えばビジネスで

目的:生産性を向上させる

手段:社内のメールや電話の手間を削減するため、コミュニケーションツールを導入する

ってことになったとしましょう。

 

みんな、導入されたツールを一生懸命使って、社内コミュニケーションをとっていきます。

でもだんだんと、ツールを使うのに一生懸命になってくる。

本来であれば電話1本入れたり直接声をかけにいった方が効率的な連絡も、ツールを通してコミュニケーションをとるようになる。

とにかくツールを使わなきゃ!ってなる。

はい。目的と手段が逆転しちゃいましたね。

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「手段」は「目的」を達成するためのもの

こんな事例はダイエット、貯金、受験、結婚など生活のいたるところで見られます。

改めて、「手段」とは「目的」を達成するためにとるべき行動なんですね。

だから先ほどの例だと、目的は「生産性を向上させること」になるんで、ゴールに対して一番効率的なコミュニケーションの進め方は何か?を考えるのが正しいはず。

あくまでツールはツールでしかないんで、直接話して調整した方がスムーズに仕事が進むなら、そういう手段をとるべきであって。

「手段」が「目的」化してしまったら、本来達成すべき「目的」は達成できませんよ。

ということですね。

 

例えば私の運営してる転職サイトなんかだと、やっぱ履歴書の書き方とかノウハウ系コンテンツは検索流入めっちゃ稼げるんですね。

でも、履歴書の書き方を調べてる時点で、ある程度その人は転職活動進んじゃってるんですよ。

これから転職サイトに登録して応募するような人じゃない。

転職サイトのコンテンツは、「転職を検討している人を集客して会員登録してもらうこと」が一番の目的です。

検索流入稼げるからってノウハウコンテンツばかり乱発していたら、ただただPV数だけが増えて目的の会員登録数は増えないことになっちゃう。

意味ないですよね。

 

「目的」を見失わないためにやるべきこと

自分も含めてなんですが、最初は「目的」を意識していても、「手段」を実践していたらいつの間にか「手段」を実践することに一生懸命になりやすい。

なので、私は「目的」を見失わないために、定期的に「それ、何のためにやってるの?」と自問自答するようにしています。

なんなら、紙にだって「目的」を書きます。

徹底的に意識します。

それぐらい意識しないと、あっという間に「手段」が「目的」化しちゃうんです。

 

私の仕事の目的は「求職者と企業の出会いを提供すること」。

その手段として、Webディレクターのスキルを上げて転職サイトを運営する。

私の生活の目的は「旦那と楽しく幸せに暮らすこと」。

その手段として、ブログを書く。ブログを通じて、新しい世界とつながる。

 

「目的」と「手段」を意識すれば、何のために何をやるべきかが明確になります。

仕事でも普段の生活でも、頭が整理されて行動しやすくなります。

なんかうまくいかないなーって時は、改めて「目的」を考え直してみてはいかがでしょうか?

やるべきことが見えてくると、思いますよ。



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