どうも、山岡リホ(@riho_eureka22)です。
電通の件から、にわかに働き方改革が騒がれるようになりましたね。
うちの会社でも残業を減らすために退社時間徹底の制度ができましたよ。
残業を減らす取り組み自体はめっちゃありがたい。
こうやってブログを書いてアウトプットする時間も増やせるわけだし。
で、「残業を減らすためには生産性を上げることが必須だ」って誰もが言うじゃないですか。
それはおっしゃる通り。
日本の生産性は世界平均より下の20位ってことですし、早急に改善すべきだ。
でもね、だれも「生産性を上げるためには何をすべきか?」ってことはあんま言わないんですよね。
自分で考えろって?
まぁそうなんだけどさ。
調べても、「ITリテラシーを向上させよう」とか「ツールを導入して作業時間を短縮しよう」とか、そーいった類の情報が大半。
それはまだ良い方で、「生産性を上げるべきだ」で言及が止まってるのがほとんどですね。
ツールとかもそりゃ大事なんですけど、生産性を上げるためにはそれ以前のところをまず改善しないと話にならないでしょ、と。
日本のコミュニケーションには無駄が多すぎる
そもそもね、日本はコミュニケーションの無駄が多い!
あのねえ、と。
これで済むんですよ。
何か知らんけど、上司や相手への気遣いとか自分の中で情報整理できてないとかで、回りくどくタラタラタラタラ言うじゃないですか。
準備不足はまあ若手ならある程度しゃーないですよ。
でもね、相手を気遣ってる時間がね、もうね、時間あたりの生産性を落としてるんやってこと、気づこうよ。
あとあれね。
詳細が分かってから言えっつーの!
生産性を向上させるためには「伝える力」を鍛えるべき
どんなにITリテラシー向上させて最先端のツールを導入したって、伝える力がカスやったらそこでコミュニケーションロスが起きて、生産性なんて一生上がりませんよ。
外国で働いたことないですけど、外国人のコミュニケーションって単刀直入で端的じゃないですか?
多分そのコミュニケーションの差、やと思うんですよ。
生産性の差って。
日本特有の回りくどい言い回しってのは、文学・文化的にはいいもんですが、ビジネスの場ではその慣習を捨てるべきだ。
で、相手とコミュニケーションをとる必要がある時は、
どんな情報をどうやって伝えたら相手に最も伝わりやすいか
ってことをまず考えるようにしていかないと。
伝えるべき情報をもれなく、端的に伝えないと、相手は勘違いして全然思ってたことと違うことをしてしまうかもしれません。
一人一人が「伝える力」を鍛えたら、無駄なコミュニケーションの時間も、勘違いから発生する無駄な仕事の時間もなくなるんですよ。
ツールを導入するのはそれができてから。
じゃないと、ツール使っても無駄は発生し続けますって。
働き方改革で制度ばっかり見てないで、まずは日常の当たり前から改善していかないと、根本的な解決にはなりません。マジで。