人材会社の営業都合から見る、第二新卒が狙うべき転職時期。

転職時期を考える



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やぁ!
山岡ソースケ(@sosuke_eureka22)です。

家電なんかで言えば、「買いたい時が買い替え時~」なんて言ったりしますが、転職はそこまで気軽に出来るもんじゃない。

もしかしたら、もっと良い会社があるかもしれないし、もしかしたら時期をズラした方が受かりやすいこともあるかも…。

そんな不安をお持ちの方に、元人材会社勤務の経験を活かして、

人材会社の営業都合から見る、第二新卒が狙うべき転職時期。

をご紹介します。

4月入社は一番の狙い目。

日本はとにかく4月スタートが大好き。
学校だって会社だって、大体が4月から新しいスタートを切るものです。

それに合わせて各企業は、3月末を決算期にしているケースが多くあります。

そこで何が起こるかと言うと…、

まずは人材会社側。
その年の業績が掛かってますからね、3月末までに一社でも多くの求人を自分の転職サイトに掲載しようとします。

そして営業を受ける側の企業。
余った予算を消化するために、普段は載せない転職サイトにも求人を載せようと動きます。

つまりこの時期は、人材会社の営業も活発になるし、求人を出したい企業も自然と増える。
結果として、『求人数そのものが多くなり、その中には普段あまり見かけないレア求人』も含まれるケースが多いということ。

転職を考えるに際して、もっとも求職者側に恵まれた時期と言えるでしょう。

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賞与前後もオススメ。しかし採用ハードルは若干高くなる可能性も。

皆さまもよく耳にすると思いますが、転職市場は賞与前後にも活況になります。
多くは7月、12月前後でしょうか。

転職を考える人にとっては、賞与は是が非でも貰っておきたいものですし、その一方で企業は、賞与を貰ってから辞める人が出ることを見越して、採用活動を始めるケースも。
もちろん人材会社の営業もそれは承知の上ですから、この時期はアプローチ量がアップ!求人数も増えつつ、かつ採用意欲の高い会社が多くなるでしょう。

ただ、気を付けて置きたいのが、そのタイミングで転職を考える方は、その多くが前の会社で経験を積んだキャリア層であり、ライバルとしては強い相手。
また求人を出す企業も、抜けたキャリア層の穴を埋めてくれる人材が欲しいと考えるため、自然と採用ハードルは高くなりがち。

ライバルは強く、企業の目も厳しい。
転職を成功させるためには、勝ち抜いていくのだ!という強い意志と実績が必要になるでしょう。

GW、お盆休み、年末年始…長期休みは企業数自体は少なくなるが、ライバルは少なめ。

GWなどの長期休みのタイミングは、各企業も一斉に休みになるので、転職市場としての動きは少なめ。
人材会社の営業も、そういう休みを避けて、休み明けからエンジンを掛けて行きますから、求人数も少なくなります。

一方で、そのタイミングでも積極的に採用をしている企業は、それだけ採用意欲が高いということであり、採用のハードルは低く設定していることも多い。
ライバルとして動く他の転職者も少ない状況ですし、ここで積極的に動いた人は、多くの企業の目に留まりやすくなるでしょう。

「希望を重視した転職活動」というよりは「内定獲得を重視した転職活動」をしたい人には、向いている時期と言えますね。

9、10、11月は隙間の季節。平等な戦いが出来るタイミング。

年度の始まりでもなく、賞与前後でもない、さらには長期休みもないこのタイミングは、転職市場においては最も平等な時期。
人材会社の営業自身も、のびのびと自分のペースで求人発掘をしているケースが多いので、求人の数や質は良い意味で『普通』。

そのタイミングでの転職活動は、本当に実力勝負であるとも言えるでしょう。
一部、10月決算の人材会社などもあり、活況になる転職サイトもありますが、数としてはそこまで多いものではないので、自分のペースで探したほうが吉。
大体どの転職サイトにはどんな求人が載っていて…なんてのを図るのにも向いている時期とも言えますね。

最後に…

人材会社の営業的都合、そして求人を出す側の企業都合、色々とお話ししましたが、転職市場に最も重要視されるのはスピード感。
良い人が欲しいという思いと、早く欲しいという思いは両方同じ重さで持っている企業がほとんどです。

転職をしたいと思ったときは、変に守りに入ることなく、一気に動き切ることが大切です。

長い人生、いくらでもやり直しなんて聞きますから、まずは自分が納得いくまで動いてみる。

その動き方に対して、後悔することだけはないようにして欲しいですね。



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