転職活動を始める前に知っておきたい!転職サイト、求人掲載の仕組み。

獲物を決めたらスピード勝負



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やぁ!
山岡ソースケ(@sosuke_eureka22)です。

いざ転職活動をしようと思ったときに、多くの人は転職サイトで求人を探し、応募して、面接を受けて…というフローで進むケースが多いでしょう。
大手転職サイトであれば何千何万という数の求人が載っており、その中から自分好みの企業を見つけるのはなかなか骨が折れますよね。

そこで今回は、僕の転職サイト運用経験を活かし、転職サイトの求人掲載の仕組みをこっそりお教えします。
ここで得た知識を背景に、改めて企業探しをすると、今までとは違った印象を受けるかもしれませんよ!

掲載順は採用予算順。

どこの転職サイトで企業を検索しても、最初の方に出てくる企業と最後の方に出てくる企業があって、そこに「順番がある」のは皆さんもご存知でしょう。
では、その検索順位はどのようにして決まっているか知っていますか?

それは実は、採用予算の順なのです。

意外と知らない方も多いかも知れませんが、転職サイトに掲載している企業は、そのサイト事態にお金を払って掲載をしています。安いもので数万円から高いものだと数百万円になることも。

この支払った金額に応じて、掲載順位や画面の大きさが決まります。

つまり高いお金を払えば払うほど、検索順位は上になり、より皆さまに発見されやすくなる。
さらには画面サイズも大きくなるため、より詳細な企業情報を載せることができるのです。

だから転職サイトの最初の方に見つかる企業は、採用に対する熱意が非常に高い!
そりゃ数百万円を掛けて、あなたからの応募を待つわけですから、その期待度はハンパなさそうですよね。

まずは自分の市場価値がどれぐらいのもので、ちゃんと内定を貰える実力があるかどうか。
そういうのを測るために応募してみるのもいいかもしれません。

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採用予算高=採用意欲高=人手不足=ブラック企業…可能性も。

一方で、採用にたくさんのお金を掛けるということは、それだけ人気がなく、人手が足りない仕事である。という可能性もあります。
採用した人がしっかり定着し、活躍してくれていれば、極論採用活動そのものを、頻繁に行う必要はありませんからね。
採る人が多いということは、抜ける人も多い。という可能性もあるということは、肝に銘じておきましょう。

検索順位が下位の企業は採用人数が少ないことが多い。

採用に対して、予算をあまり掛けない理由の多くは採用人数の少なさです。
人一人を採用するのに掛かる予算、これを「採用単価」と言いますが、転職サイト上では業種や職種の差こそあれ、大体10~50万円の範囲が多いでしょう。
退職社員の穴を埋める人を、一人だけ採用したい!そう思った時にわざわざ数百万円も払うのは企業としては当然NG。採用予算は少なくなるものです。

そうなると掲載順位が下位の企業に入社をしたいと思った場合は、なかなかの狭き門になる可能性が高いということ。
例えば「営業経験1年以上」のような採用条件を定めている企業があったとして、検索順位が上位か下位かで、その受かりやすさには大きな差があると考えてよいでしょう。

一方で、検索順位が下位ゆえに、他の人に見られている可能性も少なくはなるため、意外とあっさり決まる。なんてこともあるようですが…。

検索順位が中位の会社は、まさに中間的な企業。

ある程度採用に対しての意欲もあり、それなりに良い人がいれば積極的に採っていく。
そのスタンスを取っている企業の多くは、検索順位の中位に位置します。
ある意味一番実力勝負の戦いを挑める企業とも言えるでしょう。
もしその位置に自分の行きたい企業が見つかった場合は、特に詮索することなく、積極的に応募をした方が良いでしょう。

どの順位にいる企業にも共通して言えるのは、「早く採用したい」ということ。
自分と同じ程度の実力を持っている人が、自分より早く応募して、選考に進んでしまったら、なかなか覆すのは難しい。
最終局面ではある程度のスピード感も必要となるのです。

まずは自分が好きと思える企業を探し、あとはスピード勝負。

あれこれ書きましたが、あくまでも全体的な傾向であり、すべての企業に当てはまるわけではありません。
まずは自分が好きと思える企業を探しつつ、そこに潜む背景なんかも想像していきながら、じっくりと見極める。
行きたい企業を探しつつ、同時に受かる企業にも目星をつけておいて、あとはスピード勝負!

必勝法とは言い切れませんが、効果的な転職方法と言えるでしょう。



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