やぁ!山岡ソースケ(@sosuke_eureka22)です。
いよいよ今回で最終回になる、台湾の奇界遺産『金剛宮』の現地レポート!
最恐ディープエリア、地獄ゾーンを命からがら抜けた先でも、
まだまだコッテリした味の濃いコンテンツで、
僕たちを休ませてくれません。
地獄ゾーンに対抗する、天国・仏ゾーン、
最後の締めに、見ていきましょう。
奇界遺産とは
フォトグラファー、佐藤健寿氏が世界を股にかけ、撮影・取材した世界の奇妙な人・物・場所。
<芸術>と<オカルト>が入り交じり、およそ同じ世界の風景とは思えないそれらは、人々の知的好奇心をビンビンに刺激してくれる。
これまでの現地レポは…
天国もある意味地獄っぽい装い
さて、地獄落ちるとこんなにツライよ。
というのをさんざんぱら見せられたあとは、
ご褒美としての天国タイム。
とはいえこれも価値観、仏教観、世界観の差なのか、
日本人には到底天国とは思えない風景が続きます。
地獄エリアから階段を上がると…
天国っぽい色と見た目の天井画。
その先には…
良き神を祀った長い廊下が。
そこで祀られている神様たちは、
おおよそ威厳や神々しさとはかけ離れた造形。
人外の存在が人外の存在に乗ってる!
象!でも虎柄!
腕四本の阿修羅っぽい感じ。でも乗っているのはウナギイヌ?
うーん、なんやこいつ!腹立つ顔やし、鼻高いし。
ツチブタとユニコーンのハーフ。
半笑いで神経を逆なでしてくる赤兎馬。
こんなホームレスは日本でも見れるかも!
えぇ~…なにこれ~…。
どっちにピントを合わせても上手く説明できそうにない!足食いの図。
孫悟空的なのは割と真面目に。
狛犬は仏門を守る気なさそうね。
そうして廊下を抜けた先にいるのが、
ドン!大涅槃仏!
タイ・バンコクのワットポーばりのサイズと、
ワットポーを軽くr凌駕する色彩!
大阪のオバちゃんばりの髪色ですね。
涅槃仏の上の階には、また別の神様が。
なんと四つ目!
でも全部正面についてるから視野の広さは一般人とそう変わらないでしょう。
国際色豊かで、色んな肌色のタイプがいます。
お供えはまたしてもオレオ的な。
ちなみにこの涅槃仏がいる建物、ちょっと高台のようになっていて園内を上から見れる。
外からやとそんなに魔境やと思わんなーって言いかけたけど、
右側の崖部分になんかおるね。
他にも、ジェット・リーそっくりなご神体。
お供え物のフォローミー(ついて来い)。
深読みしてしまう。
そしてそして、いよいよ金剛宮のラストコンテンツ!
その名も五百羅漢!
もうね、そもそも台湾って高温高湿でしんどいんですよ。
立ってるだけで体力奪われるというか。
それでね、さんざんぱら変な世界観見さされて、
心も体もヘットヘトの状態で、このパワーを当ててきますからね。
日本の寺なら、五百羅漢だけでもう全国に自慢できるレベルですけど、
台湾の奇界遺産金剛宮では「最後にこれもよかったら」程度の扱い。
うーん、すごい。
で、見ていきます。
無理矢理でも元気だす。
凛々しくて筋骨隆々なおじさまたちが色んな表情を見せてくれます。
造形は日本のそれよりも写実的?
どこか洋風の顔の造りをしてますね。彫りも深いし。
で、だ。
この羅漢たち。
やたら同じアイテムを持っている。
なぞのリング状のアイテム。
サイズ感といい、デザインといい、初めて見る気がしない。
うーん、なんやったっけ?
…
……
………
…………あっ!
これか!!
これにて全コンテンツ終了。
帰路は今まで来た道を引き返すパターンなので、体力管理は慎重に。
ドアの押すは、こっちの漢字を当てるんやね。
帰り、ちょっと違う道から帰ったら、また新しい発見がありました。
子供用のプレイグラウンドや、
電源がない故に、もちろん空気も出てこないエアーホッケー。
そして…
一人寂しくソバをすするおっさん。
陽光が差し込む部屋にポツンと座り、
ズズズっという音だけを響かせるこのシーンにはちょっと感動したね。
変な日本語のお菓子なんかも売っていて。
まぁ絶対に買いませんが。
とにかくコンテンツ豊富で、見所たくさんの金剛宮。
ヘロヘロになりながらの帰り道、また見た例のソフトオンデマンド石像の説明文。
やっぱり理解できん!!
台湾の奇界遺産『金剛宮』は噂に違わぬ圧倒的な世界観でした。
これが世界か…。
僕たち夫婦にとっては初めての奇界遺産探訪だったわけですが、
一気にハマってしまいました。
これからも世界中の奇界遺産を制覇していきます!
第一回、第二回の現地レポは…