『キャリア=会社勤め』と思うから怖くなる。価値観を大切にして、満足を追う。これが正しい生き方。

自分らしく生きる



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キャリア-career-経歴。

キャリアステップ、キャリアアップ、キャリアチェンジなどなど。
世の中には『キャリア』と名の付く言葉も多く目にする機会も多い。

しかし、キャリアって何かね?と。

筆者はこのキャリアを、単純に、かつザックリと、『働くこと』だと認識している。
しかしどうも、日本人の多くは、キャリア=会社勤め、と思うように出来ている気がする。

キャリアというのは会社勤めでないと歩めないものか?

ここでは、筆者なりの正しいキャリアの歩み方を紹介したい。

自分の価値観を、再確認する。

働かざるもの食うべからず。
生きている以上は働いて、対価を貰い、飯を買わねばならぬ。
生きることはイコール働くことと言ってもいい。

会社勤めのサラリーマンも、
在宅のユーチューバーも、
形は違えど働いているのである。

絶対に働かなければならないのなら、
そこに何を求めるか。

それをしっかりと見つめ直すことが、
自分だけのキャリアを歩むための第一歩である。

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金か、名誉か、安定か、時間か

筆者の個人的な分析であり、
もっともっと細分化されるべきものであることもわかってはいるが、
あえて働くに求めるものを大別してみる。

一つ目は「金」。
働いたことで貰える対価。しかも有形物。
そこに価値を見出すタイプ。これは非常にわかりやすい。
働くということの最も基本的な理由であり、
最も強い理由であるとも言える。

二つ目は「名誉」。
これは対価の中でも無形物に対する欲求である。
人からの評価や、自分の存在意義の確認がこれにあたる。

三つ目は「安定」
この欲求は、少々特殊で、働くことへの意欲というよりは、
働かないことへの恐怖の方が大きいタイプである。
食わねばならぬ。止む無く働く。しかし多くは求めない。
最近の「草食系」という言葉で想像するイメージが近い。

四つ目は「時間」
一番面倒くさいタイプであり、ズバリ筆者もこれである。
要は、働いている時間すら、楽しく、自由なものにしたい。
というワガママなタイプのことだ。

それぞれが歩むキャリア

「金」を求めるならば、会社勤めの方が無難だとは思う。
フリーランスになれば、より多くの金を稼ぐことができる可能性もあるが、大きく失敗する可能性も高まる。
特別な才能を必要とするケースも多い、運試しの選択となるだろう。
「金」を軸に考えてしまえば、ブラック企業に入っても問題はない。
そこがちゃんと稼げる環境であれば、残業が多かろうが休みが少なかろうが苦にはなるまい。
将来はそのまま社長になって、もっともっと稼ぎまくる、などという未来もあるだろう。

逆に「残業が多くてもう嫌だ」と感じることがあれば、
それは働くに求めることが、実は「金」ではなかったということだ。
本当の自分に気付けてない。価値観を再度見直さなければならない。

 

「賞賛」を求めるならば、これも同じく会社勤めを勧めたい。
会社選びの際は、今の自分よりも少し劣った人材が多い会社を選ぶと良いだろう。
そうすることで常日頃から、自分の存在意義を周りに示していくことが容易になる。
間違っても「なぜ俺がこんな仕事を…」などといった、プライドを見せてはいけない。
常に自分の価値を、他ならぬ自分自身が感じることができる環境。
それこそが本当に求めている場所なのだから。

 

「安定」を求めるならば、まず間違いなく会社勤めが良いだろう。
公務員などはその最たる例と言えるかもしれない。
単純作業の繰り返しでも良いではないか。
毎日、大きな不安やリスクもなく、決まった時間に帰り、自分のペースを乱されない。
『刺激がない』という最大限の刺激を得られる、人に誇れる働き方と言えるだろう。

 

「時間」を求めるならば、フリーランスとして働く道を勧めたい。
会社勤めというのは、社長にならない限りはルールに縛られるものである。
自分の努力や成果も、評価するのは上司であり、働いた「時間」こそが貴ばれる世界である。
※もちろん成果としてのインセンティブ制度等があるのも承知の上で、である。
しかし、このタイプの人間は、時間を自由に使うことこそが美徳であり、時間を使われることを心底嫌う。
誰のためでもない、自分のためだけに働きたいのである。

筆者もこの自分の価値観に気づいたタイミングで脱サラを決めた。
余談ではあるが、筆者は飲み会のお金を事前に徴収されていたとしても、当日行きたくないと思ったら、行かないのである。
飲み会の金よりも、時間を奪われる方が、よほど嫌なのだ。

自分は人とは違うと知ること。

さて、読者諸氏は、それぞれ働くことに対して、何を求めているだろうか。
自分の価値観は、どこにあるだろうか。

忙しい毎日、なかなか自分の価値観を探す時間を取るのも難しいとは思う。
しかし、その価値観さえ見つけてしまえば後は楽だ。周りの目を気にしないで良くなる。

金のために、家族や友人をないがしろにする生き方だって、正しいし美しい。
名誉のために、あえて人の仕事を手伝ってあげる。というのも清らかではないか。
安定を求めて、ひっそりと目立たぬように生きるのも、正直うらやましい。
時間を大切にし、最終的にはバイト生活。なにも恥ずべきところはない。

自分の価値観を見つけ、そこに正直に生きる。
それこそが本当に歩むべきキャリアであり、満足できる唯一の方法なのである。

自分らしく生きる

要は好き勝手にやれば良い。



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