どうも、山岡リホ(@riho_eureka22)です。
私、大学時代バイトもせず既卒になった真性クソニートだったんですよ。(旦那もですけど)
1年くらいニートして、生産性のない毎日にだんだん不安が大きくなってきて。
「なんとかこの境遇を抜け出さないと。このまま一生ダラダラ暮らすつもりか?」
そう自分に言い聞かせて、勇気を振り絞って就活をはじめました。
バイト経験もない既卒の私が本当に就職できるのか、マジで不安しかなかった。
ニート・既卒の就活では「何かにチャレンジして、課題を克服した経験」が求められる
ニート・既卒は社会人のキャリアがありません。
なので人事担当者は「成長するポテンシャルがあるかどうか」「社会人になっても活かせる経験をしているかどうか」を見抜くため、「何かにチャレンジして、課題を克服した経験」を聞いてきます。
バイト経験も部活経験もない私は、悩みました。
「何も言うことがない!(絶望)」
これでは就職できない、ニート脱出できない…
なんとか自分の強みをかき集めようと自己分析していたところ、ふと気がつきます。
「私、ブログやってるやん」
ライターになってみたいと思いつつ、具体的な行動に移せなかった当時の私が唯一続けていたことが、ブログでした。
大学時代、就活に拒絶反応を示してからひそかにずっと書き綴っていたブログ。
当時はまっていたサッカーネタや(時間が有り余っているニートは海外サッカーにはまりがちなんです)鬱憤を書きなぐった掃き溜めみたいなブログでしたけど。
「私にはこれしかない。ブログのこと、面接で言ってみよう!」
そう考え、ブログを軸に自己PRを考えました。
「顧客志向」が身に付く
ブログを書くからには誰かに読んでもらいたい。
誰かに読んでもらうためには分かりやすく伝えたい。
どうせなら自分ならではの視点で切り込みたい。
「このページにたどりついた読者(=顧客)はどんな情報を求めているのか?」
ブログを書いていたらごくごく自然に、ビジネスに必要な「顧客志向」が芽生えてきます。
「相手にどう伝えれば興味をもってもらえるか、という視点で執筆していました」
こうやって、自己PRでは必ず伝えるようにしていました。
「PDCAの習慣」が身に付く
ブログを書いていたらどれだけ読まれたか、アクセス数が気になってくるものです。
当時は無料ブログを使っていたので簡易的なアクセス解析ツールでしたけど、毎日ワクワクしながらチェックしていました。
意外な記事のアクセスがのびていたり、面白い検索キーワードで流入されたりしていると、どうしてこの記事に需要があったんだろう?と自分なりに考えてみます。
「こういう記事がウケるんだな、じゃあ次はこんな訴求で書いてみようか」
これまたごく自然と、ビジネスの基礎である「PDCA」の発想が生まれます。
「人気のあった記事を分析して、過去の記事を改善したり、書く予定だった記事の方向性を軌道修正したりしました」
これも十分自己PRになります。
「Webの知識」が身に付く
当時の私はできていませんでしたが、ブログにGoogle Analyticsを入れればより高度な分析が可能になります。
Google Analyticsは、Web業界ではどこでも使う大歓迎のスキルです。
未経験でもアナリティクスが読めれば大きなアドバンテージになるでしょう。
また、真剣にブログに取り組めばSEO、HTML、css、Webデザイン、UI・UX、IA(インフォメーションアーキテクチャ)など幅広いWebの知識を身につけることができます。
なんならそのままガチで取り組んで、ブログで飯を食う選択肢だってある。
ブログはビジネスに必要なスキルが自然と身に付く
最終的に、ブログ運用の経験を武器に人材会社のWebディレクターとして採用されました。
ニート・既卒の期間が長く、バイト経験もないと現実世界の中で何か行動を起こすのは中々難しいし勇気がいります。
でも、ブログだったら誰にも会わず一人でチャレンジし、課題を克服していける。
だから、ニート・既卒こそブログを始めるべきなんです。
自分の好きな分野について発信するのは楽しいものです。
楽しみながら、ビジネスの視点が身に付くなんて一石二鳥。
ニート・既卒から脱出したい、自己PRすることがないとお考えの方は、ぜひ参考にしていただければと。
ちなみに、ブログで食っていく!って時に参考になる本。オススメです。