やぁ!
山岡ソースケ(@sosuke_eureka22)です。
ある日彗星のように現れて、
気づけばどこの家電屋さんに行っても、
ロフト的なハンズ的なところに行っても、
なんなら懸賞関係のチラシを見ても。
必ずと言っていいほどそこにいる、
バルミューダ・トースター、買ってみましたよ。
バルミューダ・トースターとは
“究極のトースター”をコンセプトに作られ、スチームテクノロジーと完ぺきな温度制御で、パンを完ぺきに焼き上げる。
…とWEBでは謳っております。
https://www.balmuda.com/jp/toaster/
このバルミューダのWEBサイトはよく出来ていて、特にその開発“ストーリー”にはビンビンに興奮させられること間違いなし。
雨の日のBBQでパンを焼いたらなぜか美味しくて…。
やっぱり長く愛用していく予定の家電なわけですから、その誕生の歴史から、知っておいて損はないでしょう。
無駄がなく、無骨で渋い、デザイン
マットで鉄っぽい外観。
分厚くてゴツイ節々。
バルミューダ・トースターは、男が好む「メカ感」をプンプンと漂わせている。
『トースターを焼く』ことにのみ特化したデザインは、
本体左側に“焼き方モード変更ツマミ”
本体右側に“焼き時間変更ツマミ”
を装備するのみ。というシンプルさで、究極の機能美を見せる。
例えるなら、人を斬ることだけに特化した「日本刀」のような印象。
サイズはそこいらの電子レンジより一回り二回りほど小さいのだが、どっしりとした存在感で、レンジ台で異彩を放ってくれるだろう。
男心を弄ぶギミック感。
異彩を放つのはなにもデザインだけではない。
盛り込まれたさまざまなギミックが男心を弄ぶ。
まずはスチームテクノロジー。
付属のおもちゃのようなピッチャーを使い、水を5ccだけ本体上部の穴に注入。
すると本体下部のボイラーがスチームを発生。
パンを完ぺきに焼き上げるために動きだします。
焼き時間をセットすれば、ややくぐもった音で「ピーン」という音がなり、その後は時限爆弾の秒読みのように「カッチ、カッチ…」と時を刻む。
もはやこれだけでメカ好き男子は大喜びなわけですが、焼き上がりまでのおよそ3分間、トースターは明滅を繰り返し、完ぺきを目指して動く。
スチームの影響で曇った窓の先、パンの姿を必死で見ようとするときの気持ちは、モザイクを必死で透かそうとする時の気持ちと似ている。かもしれない。
残り10秒、ひと際ヒーターのオレンジ光が強くなり、スチームもかき消され、パンにキツネ色の焼き色がブワッと広がる様は一見の価値あり。
焼けたら取りに行けばいいや。
では確実に損することになりますよ。
いざ、実食。
さて、さんざん食べるまでを話したわけですが、実際のところ味はどーなのよ。というのは当然の疑問。
そこんところもご心配なく。
スチームと細かな温度調節のおかげで、そこいらのスーパーに売っている“フジパン本仕込6枚切り”が、究極の外カリ中フワに仕上がっている。
もっと本格的な厚切りパンとかだと、もっとおいしくなるのでは…。
そう期待して新しいパンを買いに行かせるぐらいの味である。
地味にチーズトーストモードやクロワッサンモードなど、焼き方のセレクトができるあたりもいい感じにくすぐられる部分で、普段からパンを食べる機会が多い人には絶対にオススメ!
トースターとして考えると値は張るが、ワット切り替えで普通にオーブンとしても使えるので、値段以上の働きは必ずしてくれますよ。